「セックスがうまくいかない・・・」
「中折れしてしまう・・・」
30代、40代から勃起不全に悩む男性が増えるなか、どこに相談したらいいのかわからない人も多いはず。
最近は、検査もろくにせず、バイアグラやシアリスを販売する医療機関もあります。
そこでは診察時間は1分とかからず便利な反面、下半身に元気がなくなった原因はわからないまま。
「自分に合った治療、対処法を見つけたい。」
「専門家である医師の見解を聞いてみたい。」
という人もいるはずなので、
ふるぼっきくん
泌尿器科にいったら、包み隠さず素直に話すことからはじめよう!
泌尿器科の治療は、まずは問診です。
問診で、医師が確認したいのは、大体つぎのような項目です。
・症状でいちばん困っているのは何か。
不妊で困っているのか、
快感が得られないことで困っているのか、
セックスが最後までできないことなのか。
目指しているゴールにより治療方針が決まり、この違いで検査や治療法は大きく変わります。
(病院により、ED治療はしても不妊治療はしていない場合があるため、事前確認が必要。)
・ペニスが立たなくなった症状はいつから、どのように起きたのか
夫婦でEDに悩んでいるなら、受診には奥さんも立ち合ってもらうのがいいそうです。
夜間の勃起や、試みているセックスの回数や、そのときの状況は女性のほうがよく覚えているもの。
セックスの相手や場所など環境によりセックスできたりできなかったりする場合はそれを伝えます。
奥さん同席で言いにくいい場合は、次回受診時に。
・朝立ちはするか?
・自慰はできるか?
・生活習慣(酒、たばこなど)
・過去と現在の病気、手術
恥ずかしいと思わず、現在のことも過去のことも、すべて包み隠さず伝えるのが大事。
また、過去や現在の病歴は必要不可欠です。
今後の治療薬に影響しますので、お薬手帳は必須とのことでした。
泌尿器科では具体的にどんな検査をするのか?
問診が済んだら、次は検査です。
治療で、ほぼ必ず行われるのが、以下の検査です。
・一般検査
EDの原因となる糖尿病などの病気がかくれていないか、尿検査や採血検査で確認します。
・ホルモン値測定
テストステロンや、黄体形成ホルモン、卵胞刺激ホルモンなど、各種ホルモン値を採血で調べます。
異常があったら、CTなどさらなる検査をおこないます。
そのほか施設により必要に応じて、以下の検査を行います。
・心理テスト、視覚性刺激負荷テスト
AVを観たときの勃起の具合を調べます。
これで勃起が見られれば心因性EDとわかります。
環境による影響や、AVを見すぎている場合は正しい結果が得られません。
・夜間陰茎勃起現象記録試験
ペニスにテープなどを貼り、睡眠中に何回どのくらい勃起しているか調べます。
この検査で勃起が認められれば、心因性EDということができます。
・パパべリンテスト
ペニスに細い針で薬を注入し、強制的に勃起させます。
血管の異常によるかを見分けます。
・陰茎の血圧測定
腕の血圧と比べることで、血管の異常によるかを見わけられます。
・カテーテル・造影検査
カテーテルで造影剤を注入し、原因血管を特定します。
また、ペニスに直接造影剤を注入し、海綿体の異常を調べます。
ふるぼっきくん
今回、紹介した内容は、もちろん、すべての検査を全員にするわけではありません。
カテーテル検査以外は、特別苦痛の伴う検査はなし。
事前に必要性を確認し、納得したうえで検査を受ければ、正確な結果が得られます。
気になる方は、検査しておけば、より安心できますね。
下半身の悩みで受診するなら、とにかく素直がイチバン!
ペニスのことになると、話しづらいことがたくさんあると思います。
ですが、診療で一番大切なのは包み隠さず全て伝えることです。
泌尿器科のスタッフにとって、チンコが立たない話は日常茶飯事。
恥ずかしいことなんて何もないとのことでした。
「せっかく受診を決めたからには、腹を割ってすべてを話してください!」
望む治療効果、目指すゴールへの一歩はすべてそこから始まるとのことでした。^^
ふるぼっきくん
薬のチカラでフル勃起
ペニスをギンギンにするのに知られているのは、バイアグラ、レビトラ、シアリスです。
ヨヒンビンという、自律神経に作用して勃起を促す薬もありますが、
危険な副作用があり、実際に処方している病院は少ないです。
長期的に根治を目指して毎日内服する薬には、
八味地黄丸、ビタミンE、ビタミンB12などがあります。
どれも、いちじるしく効果があるものではありません。
ビタミン類は、末梢血管や末梢神経に作用することから、間接的に勃起を助ける作用が期待されています。
ふるぼっきくん
そして内服治療に効果が見られなかいと、次に以下の治療を試すとのことでした。
精神療法で、ココロから治す!
心因性EDに対して、カウンセリングが有効な場合があります。
仕事によるストレスや、過去の体験などによる深層心因の原因を本人が自覚していないことがあります。
カウンセリングだけで問題が解決することもあり、パートナーと一緒に「感情を表すことで問題を解決」できます。
パートナーとの関係も修復してくれそうな治療です。
血管外科的治療
動脈硬化によりペニスへの血流が阻害されることで勃起できない場合、またペニスから血が出て行ってしまうことで勃起が持続しない場合、血管の治療によりEDの改善が見込めます。
注射で元気注入!陰茎海綿体自己注射
ペニスに細い針で薬(プロスタグランジン)を注入して海綿体を増大させることで勃起を作り出します。
ほかのED治療に効果がなかった方でも、70%以上の確率で勃起に成功しています。
日本ではまだ未認可のため、患者から自己責任で医師に提案する必要があります。
自費になるため、1回数万円と高価なことと、病院で医師が注射する場合、直後から勃起が始まるためセックスパートナーが遠方にいる場合は、事前にホテルなど病院の近くで待機してもらう必要があるというのが難点です。
医師から指導を受けることにより、自宅で自己注射もできます。
副作用としては、針はごく細いものを使用するとはいえ、注射した部位の痛みを訴える方が多いようです。
専門器具で治す!陰圧式勃起補助具
バイアグラなどが使えない場合や、効果がない場合に使われます。
シリンジを使って陰圧をかけることで強制的に勃起させる器具で、セックス可能な勃起を90%達成できます。
ですが、器具の使い方が複雑なことと、陰茎の痛みや痺れのため自然なセックスを望む方には満足度自体は低いようです。
使用法が難しいので、通販で購入しても使い方は専門の医療者に教わることをおススメします。
セックス自体はほぼ成功するので、パートナーを満足させることはできると評判です。
最後の治療法!陰茎プロステーシス挿入
ほかのED治療が無効であったり、禁忌の場合に行う最後の治療といえます。
この手術をすることで、自然な勃起は見込めなくなります。かなり勇気がいります。
棒状で曲げ伸ばしする「ノンインフレータブルタイプ」と、水の移動により勃起状態にする「インフレータブルタイプ」があります。
人工的に勃起を作り出しますが、もともと射精機能がありEDにより射精できなかった人は、射精することも、ある程度のオーガズムを感じることもできます。
病院で聞いたED治療法まとめ
ふるぼっきくん
いろいろな治療法がありますが、私の場合は、精力サプリで元気になる方法を選んでいます。
個人的には、30~50代の男性なら、精力剤でフル勃起しやすいと思ってます。
病院でペニスの相談をするのは、恥ずかしい男性は、精力剤でギンギンになる方法もありますので、ぜひ試してみてください。